秋の高山祭(八幡祭)の屋台
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行神台
創建は享保3年(1718)と古いが明治8年の大火で焼失。その後、上町の取り換え材を譲り受け再興。屋台下部に神社の玉垣を模したデザインが施されている。入口は高山祭屋台の中で唯一正面入り口の扉となっている。
Point 1屋台の特徴
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切妻破風屋根、四輪内板車。
近年、組の努力によって下段に彫刻が復刻配備された。
赤い緋羅紗幕をつけ、白い房が六ケ所から下げられ、祭に華やかな彩を添えている。下段は神社の玉垣を表している。
Point 2屋台の役割
- 役の行者(えんのぎょうじゃ)がこの地域を開拓したと伝えられ、その人形を祀っていることから常に神楽台の次にこの屋台を曳く習わしになっていた。
Point 3装飾の特徴
- 中段の緋羅紗の赤い幕に上段の勾欄下から下げられた瓔珞に白い房が6か所下げられており、コントラストが美しい屋台。
Point 4屋台曳きの装束
- 大梃子は前1後1で陣笠をかぶり、紫の腹当を着け、赤い豪華な陣羽織を着る。曳子12名は奴笠に紺地に台紋を白抜きした法被。黄土色地に黒立涌カルサン姿。
Point 5台紋と提灯
- 台名の「行」の字を崩したものである。昭和44年の屋台全体修理の時に長倉三朗氏が造り、屋根に使ったものである。提灯は「粛敬(しゅくけい)」と書き、両肩に台紋をあしらっている。
からくり | 行われていない。 |
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見送り幕 | 見送り幕はない。 |
屋台囃子 | 楽器は笛・太鼓・締太鼓を使用し、「大八崩し」を演奏している。 |