秋の高山祭(八幡祭)の屋台
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鳩峯車
三輪の屋台である。
中段前後左右の異国情緒が感じられる綴織の幕と下段前後左右の彫刻。
Point 1屋台の特徴
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屋根は切妻破風。
車は、黒塗金具付きの御所車で三輪。
Point 2装飾の特徴
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屋台中段の前懸幕、左右の損幕、見送り幕すべてが綴織の幕である。
又、下段の前面には双龍、左右と後面には獅子の彫刻があり、これらはすべて江黒尚古によるものである。
Point 3見送り幕
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見送り幕は、替見送りと本見送りの2枚所有。
本見送りは10月10日のみに掛ける。
2枚とも綴織の幕で、本見送りは経糸に絹横糸に毛を使い、金糸、銀糸を使用せず織られている。
Point 4屋台曳きの装束
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現在は宵祭のみ鳥帽子、白丁、草鞋の装束で、7名で曳く。(引綱ではなく肩綱)
その他の時・宵祭の屋台曳7名の他の者は、紺の印看板、股引、紙織草履にて出仕する。
Point 5台紋と提灯
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各戸の高張提灯、屋台付提灯、その他の提灯に台紋が使われている。
台紋は八幡宮の神使である「鳩」を意匠にしているとも考えられる。
屋台の役割 | 屋台は例祭において欠くことができないものであると共に、組内において地域コミュニティー形成の要となっている。 |
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からくり | 現在は行われていない。 旧屋台「大津絵」の時代には「外法の梯子剃り」という福禄寿の長い頭に梯子をかけて唐子が登り頭を剃るからくりが行われていた。 |
屋台囃子 | 太鼓、締太鼓、摺鉦、笛で「大八崩し」を生演奏している。 大人を中心に子供達と共に演奏している。 |