失われた屋台

浦島台

  • 浦島台1

下一之町下の桜橋を渡ったところは「一之新町」と呼ばれるエリアだった。現在の大新町1丁目の地区に当たる。
創建年代は未詳、文化十年(1813)に屋台が曳行された記録があるが、明治8年の高山大火で焼失し、その後建造されていない。現在は、志良車と呼ばれる台車を引き祭礼に参加している。

屋台の特徴

Point 1屋台の特徴

浦島太郎伝説に題材をとったカラクリ人形で、浦島太郎が機関樋上で玉手箱を持ち、所作するうちに白鳩が飛び出し、一瞬にして白髪の翁に変わる繰り人形があったといわれている。
昭和になって描かれた屋台の想像図によると、屋根は切妻風で、三輪の屋台であった。
提灯

Point 2提灯

一之新町入り口に屋台組の秋葉様があり、祭礼の時には「恭敬叺禮」という提灯を掲げ、五色の旗を掲げている。提灯は「徳輝」
台紋

Point 3台紋

波を崩したものを台紋としている。

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