春の高山祭(山王祭)の屋台
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崑崗台
天保年間(1830~1844)頃までは中国の故事により、林和靖(りんなせい)と唐子のからくり人形があった。
棟両端の金幣、屋根上の宝珠は「崑崗」が中国随一の金銀の産地であることに由来し、金塊をあらわしている。見送りは中国産の刺繍、寿老と鹿の図である。
Point 1屋台の特徴
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切妻破風屋根、四輪内板車。
正面には唐子の人形が据え付けられている。
Point 2屋台の役割
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14日・15日には屋台が曳き揃えられる。
夜には提灯を付けて夜祭に参加。昼間とは違った雰囲気を醸し出す。
Point 3装飾の特徴
- 屋根上の宝珠は「崑崗」が中国随一の金銀の産地であることに由来し、金塊をあらわしている。
Point 4見送り幕
- 見送りは中国産の刺繍、寿老と鹿の図である。
Point 5屋台曳きの装束
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囃子方の装束・・背中に遊鶴連(ゆうかくれん)と書いてある
屋台曳き装束・・鶴の文様が描かれている
Point 6天井絵
- 外から見えないが鳳凰が描かれている。
Point 7台紋と提灯
- 提灯は「三安佳四」と書いて「みあかし」と読み、神様の光の事をさす。台紋は鶴を正面から見たものが図案化されている。
からくり | 現在は行われていない。 かつては林和靖のからくりがあった。現在は唐子の人形のみが残っているが、唐子と鶴のおりなすからくりであった。 |
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屋台囃子 | 囃子は「大八崩し」を笛・太鼓・締太鼓・摺り鉦で、屋台中段で演奏する。青年部が組の子どもを指導して演奏が続けられている。 |